今回紹介するボードゲームはヴェイルオブエタニティです。
このゲームは、ドラフトでカードを獲得していき、自分の手元にクリーチャーを召喚します。
クリーチャーは様々な効果を持っており、シナジーがある効果を探し、コンボを作ってどんどん得点を獲得するゲームです!
ヴェイルオブエタニティとは
このゲームは各プレイヤーがクリーチャー使いとなり、クリーチャーを捕獲し、手なづけていきます。
クリーチャーを召喚し、どんどん能力を発動させていきます。
クリーチャー使いとしての腕を見せつけ、他のプレイヤーよりも得点を獲得することを目指します!
ゲームの流れとしては「ドラフトしたカードを獲得するか、売るかを選ぶ」→「手札のカードを召喚しする」→「効果を発動する」のようになっており、補助アクションはあまりないため、やることがわかりやすい印象を受けました。
ドラフトでカードを選んでいくため、相手のコンボの邪魔をしに行くか自分のコンボに集中するかは悩ましいポイントです。
ある程度カードを把握していると、どのカードがシナジーがあるかを把握できるようになりますが、初めてのプレイでもなんとなくカードのシナジーはわかりました。
召喚のために必要な魔石が種類に寄らず4つしか持てない、おつりは発生しないという要素がユニークで魔石の管理も面白い要素です。
ラウンドが進むごとに自分の場が整っていき、思い通りにどんどんコンボが組み合わさっていく快感はたまりません!

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30~45分
デザイナー:Eric Hong
アートワーク:Jiahui Eva Gao, Gautier Maia, Stefano Martinuz, Erica Tormen, Jens Wiese
出版社:Mandoo Games, Sugorokuya
参照元:Boardgame Geek
ルール説明

このゲームの目的
このゲームの目的は召喚したクリーチャーの能力を発動し、他のプレイヤーよりも多くの得点を獲得することです。
ゲームの終了
ラウンド終了時に以下のどちらかの条件を満たしている場合、ゲーム終了となります。
・いずれかのプレイヤーが60点以上の得点を獲得
・10ラウンド目の終了
ゲーム終了時に最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。
得点が同じ場合、召喚したカードが多いプレイヤーの勝利となります。
ゲームの流れ
ゲーム終了条件を満たすまでラウンドを繰り返します。
ラウンドでは「捕獲」、「アクション」、「解決」の3つのフェーズで構成されます。
捕獲
人数×2枚のカードを山札からめくり、ボードの属性に応じた個所に置きます。
ボードに置かれたカードに対して順にプレイヤーのマーカーを置きます。
1周目はスタートプレイヤーから順に時計回りに、2周目は1周目の最後にマーカーを置いたプレイヤーから反時計回りにマーカーを置きます(カタンの最初に置く順番のイメージです)。

アクション
スタートプレイヤーから順番に4種類のアクションを好きな種類好きな数だけ行います。
手番のプレイヤーがアクションをこれ以上行わないと宣言した場合、次のプレイヤーのアクションとなります。全てのプレイヤーがアクションを行った場合アクションフェーズは終了となります。
A. 売る
「捕獲」フェーズで捕獲したカードを売ることで魔石を獲得します。
属性に応じて獲得できる魔石は決まっています。
※魔石は「1」「3」「6」の3種類あり、種類に寄らず所持できる数は4つです。
所持する魔石が4つを超えた場合、即座に4つになるように魔石を捨てます。


B. 手なづける
「捕獲」フェーズで捕獲したカードを手札に入れます。
※手札に上限はありません。手札は他のプレイヤーに見えないように持ちます。
C. 召喚する
手札のカードを場に出します。
カードの左上の数字が召喚コストです。
合計が召喚コスト以上となるように好きな組み合わせで魔石を支払います(魔石を支払った際のコストの超過分は返ってきません)。
召喚したカードにが即時効果を持つ場合、処理を行います。
※場に出せるカードの上限は現在のラウンド数と同数となります。ラウンド数以上のカードを召喚することはできません。


雷のアイコンが召喚時効果です。
D. 破棄する
現在のラウンド数と同数以上となるように好きな組み合わせで魔石を支払うことで、自分の場のカードを破棄することができます。
解決
スタートプレイヤーから順番に時計回りで手番を行います。
自分の場にあるカードの砂時計のマークの効果を1枚ずつ好きな順番で処理します。
砂時計マークのカードがない、もしくは全ての効果を処理した場合、そのプレイヤーの手番は終了となり次のプレイヤーの手番となります。
全てのプレイヤーの手番が終了した場合、このフェーズは終了となります。

ラウンドの終了
解決フェイズ終了後、ラウンドは終了となります。
ゲーム終了条件を満たしていない場合、左隣のプレイヤーがスタートプレイヤーとなり次のラウンドへ進みます。
個人的な感想
ドラフトでコンボを作っていくカードゲームでラウンドが進むにつれて、コンボが大きくなった時には脳汁がでます!
目標の60点は最初は「ここまで得点伸びるのか?」と思いましたが、後半の得点の伸びがすごくて楽しいです!
ゲーム感も比較的軽く何回も回せるところも好みなポイントです!
ゲームごとに今回はこの方針でコンボを組んでいこうというワクワクもあり、リプレイ性も高いです!
拡張もあるみたいなので、日本語版の発売を待ち望んでいます!
個人的な評価:7/10
脳汁:出る
盛り上がり:やや盛り上がる
こんな人と遊びたい:カードゲームが好きな人
こんな時に遊びたい:いつでも

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