今回紹介するボードゲームはWelcome To …です。
自分の中では自由度の高いビンゴとしてずっと話題です!
数字を埋めていくのが楽しく、計画通りに埋まった時はめちゃくちゃ気持ちいいです!!
Welcome To … ってどんなゲーム?
このゲームは自分のプレイヤーシート(街)に数字や効果を埋めていき、より多くの得点を獲得するゲームです。
プレイ人数:1~100人
プレイ時間:25分
デザイナー:Benoit Turpin
アートワーク:Anne Heidsieck
出版社:Blue Cocker Games
参照元:Boardgame Geek
ルール説明
このゲームの目的
プレイヤーシートに数字や建築カードの効果を埋めていき、全ての都市計画カードを達成することを目指します。
ゲーム終了時に最も多くのポイントを獲得することが目的です。
ゲームの準備
*各プレイヤーはプレイヤーシートを受け取ります。
*都市計画カードから「n°1」「n°2」「n°3」を1枚ずつ選び表向きに置きます。
*建築カードを番地面を表にして同じ枚数の山札を3つ作ります。
ラウンドの流れ
ラウンド開始時に、それぞれの建築カードの山札の上のカードを裏返して効果面を表にして脇に置きます。
プレイヤーは全員同時にアクションを行います。
各プレイヤーは3つの番地(数字)と効果の組み合わせの内いずれか1つを選び、自分のプレイヤーシートに番地を書き込みます。その後、選んだ組み合わせの効果を使用できます。
プレイヤーシートへの番地書き込み条件は以下です。
*3本の通りにある、任意の1区画に書かなければいけない
*通りの左から右に昇順になるように書かなければならない
*必ず空いている区画に書かなければいけない
もし、選んだ番地の数字をプレイヤーシートに書ける区画がない場合、シート下部の「建築不許可列」にチェックします。
すべてのプレイヤーがアクションを行った後、次のラウンドに進みます。
もし、山札がなくなった場合、カードをよく混ぜ、再度建築カードの山札を3つ作ります。
建築カード
建築カードの効果はそれぞれ以下の通りです。
*測量士
いずれかの通りの隣り合う区画の間に柵(線)を引きます。
柵と柵の間がすべて家(数字の書かれた区画)で埋まっている場合、団地となります(区画の端と柵の場合でも団地となります)。
作成した団地はゲーム終了時に大きさ(家の数)に応じてポイントとなります。
下の画像の場合、大きさ2の団地が2つできていることになります。
*不動産業者
団地の区画の任意の大きさ(1~6)に投資します。
投資することによりゲーム終了時にもらえる団地のポイントが増えます。
下の画像の場合、大きさ2の団地が1つ当たり元々2ポイントでしたが、投資したことにより4ポイントになります。
*造園業者
このラウンドで書き込んだ番地の通りの右端にある公園アイコンの一番小さい数字を塗りつぶします。
それぞれの通りの公園アイコンの塗りつぶされていない一番小さい数字がゲーム終了時にポイントとなります。
下の画像の場合、ゲーム終了時のこの通りの公園のポイントは2ポイントとなります。
*プール製造業者
このラウンドで書き込んだ番地の区画にプールのアイコンがある場合、チェックをつけます。
その後、「プール列」にチェックをつけます。プール列のチェックの数に応じてゲーム終了時にポイントを獲得します。
*労働派遣会社
いずれかの区画に番地を書き込む際に、数字を2まで増減することができます。
ただし数字は最小「0」、最大「17」となります。
この効果を使用後に「労働者列」にチェックをつけます。
ゲーム終了後に「労働者列」にチェックをつけた数が最も多いプレイヤー、2番目、3番目に多いプレイヤーはそれぞれポイントを獲得します(同じ数の場合は同じ順位のポイントとなります)。
*Bis(増築)
このラウンドで書き込んだ番地含めた、全ての番地の左右どちらかに隣接する空き区画に、同じ番地と「Bis」と書き込み増築することができます。
ただし、指定した番地と書き込みたい空き区画の間に柵がある場合は、書き込むことはできません。また、増築した区画に対して後から柵を書き込むことはできません。
Bisを使用するたびに「Bis列」にチェックをつけます。チェックの数に応じてゲーム終了時に原点となります。
都市計画カード
都市計画カードにはプレイヤーが目指す目標が記載されています。
目標には特定の団地を特定の数作成する等があります。
いずれかの都市計画カードの条件を初めに満たしたプレイヤーは直ちに左(大きい方)のポイントを獲得します(同じラウンドに複数のプレイヤーが満たした場合は、全てのプレイヤーがポイントを獲得します)。
その後、達成された都市計画カードを裏返します。これ以降条件を満たしたプレイヤーは右(小さい方)のポイントを獲得します。
各プレイヤーは3枚の都市計画カードそれぞれに対して1度だけポイントを獲得できます。
ゲームを通して一番最初に3つの計画のいずれかを達成したプレイヤーは望む場合、建築カードを混ぜ、3つの山札を作り直すことができます。
ゲームの終了
以下の3つの条件の内どれかをいずれかのプレイやーが満たした場合、ゲームが終了します。
*3つ目の「建築不許可列」にチェックをつけた
*3つすべての計画を達成した
*すべての通りのすべての区画に番地を書き込んだ
ゲームが終了したらそれぞれのプレイヤーシートを計算し、最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。
個人的な感想
ナンプレのようなここにこれを入れるとうまくいくかも!と計画を立てながら番地を埋めていくのがたまらなく好きです。
相手の盤面に干渉しないのってどうなの?って思ってましたが、あの人があの目標達成しそうだ!というように周りの盤面を見て自分の方針を考える必要があり、ちゃんと他のプレイヤーとゲームしている感もちゃんとあります!
これが定石だ!と思い込んで数字を埋めていってもめくれるカードはランダムなので、初めてプレイした人が勝ってしまうなんてこともザラにあるのでボードゲームをあまりプレイしたことのない人とも楽しめます!
このゲームをやらせてもらった後に購入していろんな人に布教するくらい好きです!
布教しすぎて続編の「Welcome to the moon…」をまだできていないので、早くプレイして紹介したいです!
個人的な評価:8/10
脳汁:出る
盛り上がり:適度に盛り上がる
こんな人と遊びたい:誰とでも
こんな時に遊びたい:いつでも
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